仙南の角田市より自損事故による板金塗装修理(スズキ・エブリィ)
- 2016年09月30日 |
- 鈑金塗装修理について |
【技術力で格安鈑金塗装を実現!満足いただける仕上がり!】
仙南の角田市よりお越しのお客様から板金塗装修理のご依頼です。
坂道に駐車した際、サイドブレーキのかかりが悪く無人でバックしてしまい電信柱に激突してしまったそうです。
リヤゲートは裏側まで損傷しており本来は交換レベルの損傷でしたが、自費修理だったので頑張って板金で修理しました!
早速、損傷箇所を確認し修理工程をご案内します。
▼修理前の状態です。
▼クォーターパネルが押されスライドドアが浮き上がっています。
▼右リヤテールランプは破損している為(リサイクル部品)で交換します。
曲がったり、凹んだりした箇所をハンマーとドリー(当て盤)と呼ばれる工具を使用して作業します。
凹みに対してはハンマーなどでたたいたり、ひっぱったりして修正します。
凹みに対してはハンマーなどでたたいたり、ひっぱったりして修正します。
▼リヤゲート内側の画像です(内側が凹んでいます)
▼クォーターパネルの室内側の画像です。(室内側まで損傷しています)
▼内部骨格の変形をチェーンブロックで引きだします。
クォーターパネルの溶接部を削ります。スポット溶接という特殊な溶接でとまっていますので、
それを専用工具(スポットカッターetc)で削ります。
それを専用工具(スポットカッターetc)で削ります。
▼クオーターパネルを剥がした状態です。
※新品部品について
銅版の部品に関しては、黒やグレーなどのサビ止め塗装をした状態で提供されるため
車体色に塗装する必要があります。
銅版の部品に関しては、黒やグレーなどのサビ止め塗装をした状態で提供されるため
車体色に塗装する必要があります。
▼新品のクォーターパネルをカット及び合わせ作業をし、交換します。
スポット溶接をして、つなぎ目は通常溶接、重防錆処理し、ホイールアーチ部はパネルボンドで接着します。
▼新品のパネルを仮合わせをしたところです。
画像は撮り忘れたのですが、板金した修理箇所と新品部品にパテ(細かい凹凸を埋めたり)やサフェーサー(上塗り塗装の下地剤を吹き付け)を塗布作業を施しています。
次に塗装ブースへ移動して塗装していきます。
調色した塗料をスプレーガンという器具にいれてスプレーして色を重ねます。
調色した塗料をスプレーガンという器具にいれてスプレーして色を重ねます。
部品単品で塗装すると白でも周囲と若干色の差が生じるので、部品を
車体に取り付け後、自然な仕上がりにするために、「ボカシ」といって隣接するパーツもグラデーションのようにぼかして塗装していきます。
▼綺麗に仕上がりました。
お客様も仕上がりに満足して帰られました。
本日はご入庫ありがとうございました。
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